ネームプレート・素材別
真鍮
■特徴
- 見た目が美しく高級感がある
- 加工性があるため金物製作に向いている
- 耐食性低いがメッキなどのコーティングにより耐食性を高めることが出来る
■性質
真鍮は黄銅(おうどう)鋼と呼ばれ、銅の兄弟とされています。正確には、銅に亜鉛を加えた「銅合金」で、亜鉛の含有量が20%以上のものをいいます。銅と亜鉛の含有量は調節することで、真鍮の性質に変化を与えることができます。例えば、銅の含有量を増やすと柔らかい弾力性を得ますが、亜鉛の量を増やすと固く強度に富んだ性質になります。
ステンレス
■特徴
- 酸化に強く雨ざらしでも錆びることが少ない
- ドアノブや冊子など人の手油がつく場所に使うことが出来る
- 見た目が美しい
■性質
ステンレスを英語で表記すると、stain(汚れ)less(少なく)となるように、酸化に強く錆びにくいという性質があります。ステンレスは主成分である鉄に、クロムを約11%以上含んでおり、表面に不働態皮膜という目には見えない膜が形成されています。この膜が、ステンレスの「錆びにくい」という性質を実現しているのです。しかし、勘違いされやすい点として、ステンレスは「錆びないのではなく、鉄と比べて錆びにくい」という性質なのです。そのため、取り扱い方を間違えると短期間で錆びてしまうこともあります。
アルミ
■特徴
- 材質が軽く加工しやすい
- 酸化を防止する性質がある
- アルマイト印刷をすると耐久性を高めることができる
■性質
アルミは、空気にさらすと酸化皮膜をつくり酸化を防止する性質があります。しかし、酸化皮膜の厚みが0.005ミクロン程度しかないため、取り扱い環境によっては短期間で腐食してしまいます。
アクリル
■特徴
- ガラス以上の透き通った透明感がある
- 自由に変形が可能な加工性がある
- ガラスの10倍以上の耐衝撃強度がある
■性質
アクリルは、光線透過率が93%という透き通った透明感。そして、優れた耐衝撃強度があります。また、アクリルは100℃程度の熱を与えると軟化し始めるという熱的性質がありますが、この性質を使えば熱を与えることで何度でも造形しなおすことが出来ます。
ポリカーボネート
■特徴
- ガラスの200倍近くの耐衝撃強度がある
- 耐熱・耐寒性に優れている
- 絶縁性に優れている
- 有機溶剤などの薬品に弱い
■性質
ポリカーボネートは、ビスフェノールAと塩化カルボニルを原料として生産されるプラスチックの1つです。透明性、耐衝撃性、耐熱性など、ものづくりの素材として様々な利点となる性質があります。しかし、一方で有機溶剤などの薬品に弱いという性質があるため、これらの弱点を補うコーティング法などの開発が進んでいます。
塩化ビニール
■特徴
- 衝撃に強い
- 加工しやすい
- 低温で燃焼させるとダイオキシンを発生させてしまう
■性質
塩化ビニールは、エチレンと塩素により合成された合成樹脂です。丈夫で軽く、経済的といった性質から今や私たちの生活には無くてはならない素材となっています。しかし、低温燃焼により人間に有害なダイオキシンを発生させてしまうため、近年では塩化ビニールの使用を控える傾向があります。
PET
■特徴
- 合成繊維の中では最も熱に強い
- リサイクル性に優れている
■性質
PETの最大の性質として、リサイクル性に優れています。炭酸なしの飲料水が入った容器であれば50回から100回ほどの再利用が可能です。しかし、逆に弱点としては、強酸・アルカリ性薬品や有機溶剤に対する耐久性が低いという点が挙げられます。
シール
■特徴
- 表面に塗料を用いて印刷をするので、デザインを表現しやすい
- 多種・多様の素材があるため、質感を選択できる
■性質
粘着材が完全に張り付かないよう処置された剥離紙の上に仮止めされ、素材としては紙の他に、薄い各種の合成樹脂、ゴム、アルミホイルなどがある。この上に必要に応じた印刷が施されます。



